2025年11月20日までの会議の報告と、新設校に関わるアンケートへの協力を保護者に依頼しました。
【第3回通学部会の報告】
議事(1)通学路等の安全対策に関わる検討状況について
添付の資料の、砂谷中学校入り口から新設校までの徒歩通学路のルートについて
(550m,大人の足で10分の坂道)
◎現状で予算要求に出せる内容は下記3点
・側溝の蓋掛け
道路の溝が場所によるが80cm以上の深さの場所もあり、基本的に深い。現状で蓋は無く、落ちると大変危険。新設校の建設と、道路の整備はセットで予定されておらず、これから予算を要求するが、距離が長く、全てに蓋を掛ける予算が出る見込みは少なめ。蓋がかからずそのままになる場所が残る可能性が高い。
・道路の車歩分離
日常的に車も、大人の徒歩の利用も少ない道路。歩道も無い。柵で分離して子供の安全を守る要望もあったが、その対応をしてしまうと除雪車が通っても歩道の除雪ができない。
どのように歩道を設置するかは測量後に協議が必要。
・街灯路の設置
通常人が歩く地域ではないため、特に街灯もこれから設置が必要。
◎9月の視察で出た、上記3点以外の必要と考えられる対策。
現状では下記の要望(予算要求)を出すことができる状況ではない。どのような対策をとることが出来るかは、継続的な行政・地域・保護者間の協議が必要。
・大人の目が無い道路を10分程度子供だけで歩くことになる。体調不良や変質者、熊などの緊急事態に対応することができない。SOSを発信、受信できる環境が必要。
・小学校低学年には、ここを徒歩通学にするというのは無理がある。
スクールバスを、砂谷中学校のあたりまででも低学年向けに出す必要があるのではないか。
※9月の視察には、各学校校長(教頭)、地域(主に砂谷)の方、広島市、佐伯区の各担当課の方が参加。
特に先生方からも「低学年が徒歩通学するようなルートではない」等、何らかの対策が必要との声が多く上がった。
議事(2)その他連絡事項
・水内地区へのスクールバスの検討も進めては行くが、スクールバスも含めたあらゆる通学方法を前向きに検討している。現段階で具体的な進捗として報告できる内容は無し。スクールバス一択で検討している訳ではない。
【第5回全体会の報告】
建設に関わる事業者が決まりました。その事業者による、コンセプトの説明や、新設校に対しての地域の意見を聞きたいとの意見交換が今回の主な内容でした。
選定された設計者「株式会社 教育施設研究所」担当の方の話
建物を設計するためのコンセプトが「湯来町の誇りを感じる」「身近な学校」です。異年齢の交流・住民との交流(特別授業など)・自然が身近にあることなどにより、湯来のことを誇りに思い、身近に感じることができる建物をイメージしたい。
そのために実現したいのが4つの身近とのことです。
・学びが身近
・交流が身近
・地域が身近
・自然が身近
また、当初から計画されていた施設の特徴が「地域活動室」「みんなの広場」です。参考資料「地域活動室の活用について」を参考にしてください。
上記の説明の後、意見交換として、地域・保護者委員から様々な意見が出ました。特にこれから具体的なイメージを固めていく、目指すべき学校の姿に係わる意見をご紹介します。
〇地域活動室に、お年寄りとして遊びに行き、子供たちと気軽に、日常的に交流したい。
〇他の委員の方からも発言があった通り、湯来地域の高齢者と子どもたちに親世代を加えた『三世代交流』が地区社協の会議など福祉の分野でもキーワードとなっており、そういった取組が地域活動室やみんなの広場などでできれば良いのではないかと思う。
メディアセンターで子どもたちによる地域ラジオを発信というアイデアもあったが、この度湯来東小150周年記念行事でも取り組んだ「子どもたちからお年寄りへのインタビュー」を放送すれば世代間交流にもなり面白いのでは。
こうして地域の高齢者の方や各学校を卒業されたOB・OGの方が出入りする中で、大事にするべきこととして「歴史」があると思う。
設計事務所の方から各学校にあった樹木をパネルに加工して並べて見て触れることのできるようデザインするというアイデアもあったが、非常に良いと思う。新設校の意匠や調度品などにこういった配慮があれば、学校に訪れる地域の方やOB・OGにも「これでこそわしらの学校じゃの」と思ってもらえるようになり、より応援してもらいやすい学校になるのではないでしょうか。
また、設置検討委員会からの流れの部分で言うと、敷地内にもう一声「緑」が欲しい。
設計事務所の方から「4つの身近」ということで、「学び」「交流」「地域」「自然」を挙げていただいたが、湯来地域の特色ある学校をつくるとなると、やはり1番重要視すべきは「自然」だと思う。
ビオトープの設置は想定されているようですが、これまでの会議の中で中庭や畑の話もあっただけに、これでは少し物足りない。
この配置イメージ図からは「教室の窓を開けたらクワガタやカマキリが入ってくるような自然の中にある学校」のように感じられない気がする。
代表として会議に参加してきて、会議に提出したいと考えている内容があります。
※今までご意見をいただいた内容などから、湯来東小学の保護者の多くが必要だと感じていると思われるもの。
1:『通常の登下校以外にも使えるスクールバスがある事』
新設校の場所から、湯来町内各地区についての学習をするためには必ず長距離の移動が必要です。
東小から歩いて水内川に行ける感覚で到着できる近所のスポットはありません。地域に愛着を持つ、地域の核となる等、の文言は当初から掲げられていますが、そのための移動手段については言及されていません。東小の現状でも、校外学習等の移動の費用の負担が重く、中学校でも修学旅行(新幹線)の為に広島駅まで行くだけでも旅費の多くを使ってしまうこととなっています。
小学生と中学生では下校の時間が大きく異なります。
現状の広島市が始めて本格的に稼働させている上水内のスクールバスの運行状況以上の便数を出していただく必要もあります。
夏休み、土日の学校行事の際は現状スクールバスは出ていませんが、必要です。
また、地域の方に集っていただきたいのなら、バスで送迎することも必要だと考えます。新設校には、路線バスのルートもありません。
(砂谷中学校入り口が近いバス停です。急な坂道徒歩10分)
2:『水内・上水内・砂谷それぞれの地域を学ぶこと』
湯来町は広島市中心部とは違う山間部ならではの地域のつながりが長く続いてきた地域です。
現在の高齢の方の話から、山や木を資源として大切に使われてきたことがよくわかります。
熊の出没や、戦後の伐採後の台風被害(災害)など、現在のテーマに繋がる話を多く学べるチャンスがあるので、他の地域で流行った地域活動を参考にするような内容だけでなく、より深く湯来の本来の姿を知っていけるような、地域を身近な学び場とした学習内容を取り入れていただきたい。
平和関係について、広島市中心部や長崎等を主に学んでいるが、湯来町にも被爆体験や、その直後の体験談が多く残っているので、新設校のテーマの一つとして取り入れてほしい。
保護者の皆様の、意見をいただきたい内容(アンケート用紙は別紙)
どういった学校を保護者として求めるか、意見交換テーマを参考にご意見ください。
(1)湯来地域への愛着と誇りを育む学校や地域コミュニティの拠点としていくために大切にしたいことは何ですか。
(2)地域活動室やみんなの広場なのでどのような活動がしたいですか。
(3)特別教室等(音楽室・家庭科室)を活用してどのような活動がしたいですか。
(4)メディアセンター(図書室とコンピューター室を一体的に整備)を活用してどのような活動がしたいですか。
また、新設校に対して
□大切にしてほしいこと
□懸念していること