12月3日にお願いしたアンケートに対して、寄せていただいた保護者の意見です。湯来西小学校が廃校、湯来東小学校に統合しましたが、旧東・旧西学区でそれぞれ会議への代表が出ています。地域の事情、会議へのスタンスもそれぞれ違いがあるので、各代表が取りまとめて会議へ意見を出すことになっています。旧西学区、砂谷地区からもなんらかの共有があれば「湯来NOW」で意見の情報共有を行ってゆき、それぞれの考えを広く知り合う機会にしていきたいと思っております。
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(1)湯来地域への愛着と誇りを育む学校や地域コミュニティの拠点としていくために大切にしたいことは何ですか。
・水内川の活動(鮎の放流・川の生き物をみつける)、田楽、田植え、ひえとり、稲刈り、餅つき、お祭りでの販売を学校と地域の人が一緒にすること、など、今まで東小学校が大切にしてきた、地域の人と、その土地とのつながりを愛し育んでいく活動を、これからも大切にしていける学校が地域コミュニティの拠点といえる学校になると考えます。
・湯来の歴史を掲示する。
・3学区を1つの湯来として考えてそれぞれの集落の集まりだということを意識して前向きに過ごすことが大切。
・子供たちが主体となり考え学ぶことができる環境づくりを地域全体で創造しサポートすること。
・子供たち中心にする。
・安心して、地域全体で子育てできることを大切にするべき。
・地域の人が立ち寄りやすい環境・雰囲気。
・地域とのかかわりで成り立っている行事が今の湯来東小にはある。アユの放流・田植え・田楽・もちつきを続けるのがよい。
・現在予定地では、湯来全体のコミュニティの拠点となることは難しい。立地の問題。
(2)地域活動室やみんなの広場なのでどのような活動がしたいですか。
・室内では、将棋・オセロ・花札などのデジタルではない遊びを地域の方と楽しむことができると良い。みんなの広場では、アートや工作の展覧会や、こどもたちが取り組んでいる活動の動画、映画上映会や、お話会、など、いろいろな表現活動を、一緒に見て共有できると良い。
・フリーマーケット、子供が育てた野菜・米・もち米を販売。
・3世代交流ができるイベント(高齢の方も参加できるようにする)
・神楽・田楽などの練習・上演など地域の伝統文化を体験・継承・発信できる場としての活用
・子供の非認知能力を高められる活動(子供が主体的に、自由な創造力で行うごっこ遊び、工作等々)
・習い事:習字・英語・補習・予習、自習スペース
(3)特別教室等(音楽室・家庭科室)を活用してどのような活動がしたいですか。
・地域の人を呼んで一緒に音楽(演奏・歌を楽しんだりやミニコンサート)をする会や、四季折々の料理を一緒に作ったり、裁縫や編み物をしたりする活動をしたい。
・習い事:ピアノ教室・カラオケ教室など
・湯来地域の伝統料理(角寿司・巻柿・干柿・手作りこんにゃく・みそなど)を地域の方から直接教えてもらう。
・音楽室は和太鼓など教えてもらう。
・体育館利用のように地域の活動・子供たちと協同での活動・外国との交流に活用
(4)メディアセンター(図書室とコンピューター室を一体的に整備)を活用してどのような活動がしたいですか。
・「子どもたちからお年寄りへのインタビュー」を放送すれば世代間交流にもなり面白い
・ビブリオバトル的な、本の紹介を子ども同士がするイベント。
・インターネットをつかって、海外の小学校との交流会。
・湯来の歴史の掲示
・習い事:受験対応や、プログラミング教室、自習スペース
・プログラミングなどのこれから必要なスキルを身に着けることができるカリキュラム
・これからの社会に適応しやすくなるようなことを学ぶ場になってほしい。
・河野図書館と連携し、おススメの本を紹介してもらう。
・IT関係に役立つ場所として活用し、平和を発信していく。
・週一度、曜日を決めるなどして、学校であった出来事・郊外インタビューなど子供たち主体の放送を流す。
・児童・生徒・地域の人と一緒にセミナーを受ける
●大切にしてほしいこと
自然や命あるものとの関わりの中で学びをふかめていくこと。今の東小がやっている、水内川のこと、お米づくりに関わること、野菜づくりなど。環境教育をなくさないでほしい。
●懸念していること
・場所が遠いので通学に時間がかかること。
・坂道が険しい。新設校の近くに田んぼや畑がないこと。
・水内地区から離れてしまうこと。あそこに学校にできてしまって、水内地域に小学校がなくなってしまったら、30年後、50年後、を考えた時にここに引っ越してくる家族がいなくなる。すると過疎化が進んでしまうのではないだろうか。
・子供の事を中心に考えて欲しい。スクールバスの対応、立地の点からして、予算や他の大人の事情が優先されているように見えてしまう。会議が、本当に「子供のため」を考えて進められているように感じられない。
・路線バスでの通学は難しい。スクールバスで通学でないと水内からは無理です。
・通学路問題が不安。サル・熊など獣害と、道路の整備計画が不十分で危険。
・通学する子供たちの事を考えということを大前提に進めて欲しい。
・地域の活性化のために、各学校跡地、公民館、郵便局、農協、出張所、新設校を巡回する周遊シャトルバス(地域住民は無料/低額)があれば地域の活発な利用が見込まれるのではないか。
・小1から中3までの子供たちが同じ場所に通うメリットもデメリットもあると思うので、心配です。
・地域活動室について、地域の方と日常的に交流をする機会を良いものと感じる意見と、「自由に入ることが出来る」という点で児童の安全の確保に難しさを感じる意見がある。
・湯来体育館を利用している。駐車場が足りなくなると大会の時に不便。
・コアなイベントで他地域からの来客者があまり興味が持てないような事態になること。
・湯来町全体の意見を聞いてほしい。
●その他について①
これまで、多くの方々が時間とエネルギーを注ぎ、丁寧に議論を積み重ねてこられたことに、まず心から感謝申し上げます。
そのうえで、改めてお話を伺う中で、なぜ本当にこの場所で新設校をつくる必要があるのか、疑問を抱いています。
多くの懸念点が指摘されている状況で、莫大な費用をかけて新設するよりも、現在ある東小・南小をより良く改築し、環境を整えることに資金を活用した方が、地域として確かな価値のある選択ではないかと考えます。
そもそも「小中一貫校を望む」という提言書が湯来町から提出されたことが今回の議論の始まりだと伺いました。しかし、その後数年が経ち、西小と東小の統合など、状況は大きく変化しました。また、話が具体化するにつれ、新たな懸念や不安が明らかになりつつあります。
だからこそ、いま一度、小学校関係者だけでなく、保育園児の保護者、地域住民、その子ども世代のご家庭など、幅広い声を丁寧に集め直す必要があるのではないでしょうか。
当時、提言を出された方々の中にも、時間が経つにつれて考えが変わった方、また、当時は情報が十分になく、声を上げることができなかった方々も少なくないはずです。
確かに、ここまで議論を重ねてきたことを思えば「今さら」と感じられるかもしれません。しかし、水内地域から小学校がなくなるかもしれないという今回の決定は、地域の未来にとって極めて重要な問題です。だからこそ、拙速に進めるべきではなく、地域の声を丁寧に拾い直し、慎重に、納得できる議論を積み重ねていくことが必要だと感じています。
小中一貫校を望む声が尊重されるのであれば、同じように「水内地域から小学校をなくしてほしくない」という声にも、真摯に耳を傾け、同じ重さで受け取っていただきたいです。
●その他について②
湯来地域の自然や歴史、これまでの暮らしのつながりを大切にし、子供達が“自分の地域に根ざしている”と感じられる環境が必要だと思います。その観点から、湯来の中心から離れた現在の予定地では子供や地域住民が集まりにくく、地域コミュニティの拠点としてはふさわしいと感じません。
学校は地域の中心的な場所にある事が愛着や誇りの形成につながると考えるため、建設場所そのもの再検討が必要だと思います。
湯来地域の新設校計画について、重要なのは地域の歴史や文化、この豊かな自然と結び付ける事だと考えています。歴史を見れば、湯来は水内川を中心に暮らしが育まれてきた地域であり、そのつながりや湯来のアイデンティティを感じられる場所に学校を設置することが大切ではないでしょうか。
しかし現在の計画地は地域の成り立ちから離れ、自然や文化の軸から外れてしまうため、湯来らしさを日常的に感じられなくなる懸念があります。学校は土地の歴史・風土と結び付けてこそ地域の拠点となり得るのではないでしょうか。しがたって、現計画地での建設には賛同できません。
地域の歴史や子供達の地域愛着心を育てる事への考慮、住民の意見を反映した計画づくりを強く希望します。
●その他について③
統合は本当に必要なのか、どうしても水内から学校がなくなる事への悲しさ、違和感が拭えません。しかし、現状が覆らず、統合するのであれば、実際に通う事になる子供たちのことを考えると、新設校ができ次第統合した方が戸惑いもなく遅れて入学したことで新しい輪に入りづらくなることもないと思います。もちろん通学の面など様々な不安が障壁であることは変わりませんが、新設校ができるのであれば、建設的な議論を重ね、広島市に安全、安心を保証し続けてもらえるよう要求し続ける事が必要だと思います。